パリでテロ、死者は１５０人以上。そして気になる、テロ続発に見る米の追い込まれぶり。真の犯人は誰だ？: 『真実には力がある』

2015年11月14日

パリでテロ、死者は１５０人以上。そして気になる、テロ続発に見る米の追い込まれぶり。真の犯人は誰だ？

プーチン大統領、テロ対策のために力を合わせる必要性を訴える
パリ、テロリストの一人からシリアのパスポート見つかる
パリでテロ、死者は１５０人以上
パリはすべての学校、大学、図書館、娯楽施設で作業が閉鎖された。パリ市役所は市民らに対し、必要最低限、表には出ないよう呼びかけている。観光エクスカーションは取りやめられ、地下鉄も数駅が閉鎖された。これらはすべて１１月１３日金曜日夜に起きたテロ事件に関連し、市が安全対策として講じた措置。

ではryuubufanのジオログより転載です。

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【転載開始】

【夕のメッセージ】テロ花盛りに見る米の追い込まれぶり

フランスでド派手なテロが発生した。120人以上が死亡した。サッカードイツフランス戦の時間に合わせた同時多発爆発事件であった。フランスのシリア介入への報復という情報が出ている。理由が何であれ、フランスへの攻撃は間違いない。今フランスは国際政治の中で微妙な立場にある。ヨーロッパ全体が米から距離を取りつつある。米が強引に進めるロシア敵対政策に対して明らかに冷めてきた。フランスはドイツと共にロシアとウクライナ問題の解決に向けて一緒のテーブルを囲んでいる。シリアからの難民流入にも大きな悩みを抱えている。もうこれ以上のロシア敵視政策は有害になって来た。何より陸続きの巨大なロシアと敵対する事は、余程の根拠がない限り維持困難である。米にはその余程の根拠が対ロシアである訳であるが、ヨーロッパには無い。ヨーロッパは米との関係で対ロシアの立場を決めてきた。飽くまでも米に追随したというのがヨーロッパであった。ヨーロッパ自らの理由根拠で決めて来た訳じゃない。ヨーロッパはロシアととことん敵対するつもりは当初からなかった。当たり前の事である。ヨーロッパとロシアは地続き、歴史文化の重層関係がある。核時代の今、ヨーロッパにロシアとの徹底的敵対関係は根本的にあり得ないのである。日本と中国の関係も似ている。歴史文化に重層関係があると、核時代に徹底的敵対関係は持ちようがない。

米が仕掛けたウクライナクーデターもシリアIS詐欺も、プーチンロシアによって事実上封じ込められた。こうなると最早ヨーロッパにとってロシアと徹底的対立を維持する理由は無くなる。有るのは米だけであり、米欧間の亀裂は最早埋めようがない。ヨーロッパは中国にも接近した。AIIB参加である。ヨーロッパ各国首脳も次々に訪中した。ヨーロッパは世界政治世界経済の中心が米から離れてしまった事を知った。歴史文化の根拠を持つヨーロッパは状況に応じた対応ができる。柔軟なヨーロッパと頑なな米の違いがどうしようもないレベルに達した。ヨーロッパはどんどん米から離れて行く。

米の焦り苛立ちは想像に余りある。中露連合の前に劣勢を強いられ、その上同盟ヨーロッパが離れて行く。残ったのが安倍だけというのじゃあまりにも寂しい。米という国はこういう状況にあって柔軟に対応できない。追い込まれたらどこかに強引に出口を作る。それが事件事故のでっち上げである。過去米はこの手の悪事を数限りなくやって来た。最早緊急事態に於けるルーティンである。果たして今回のテロ事件が米から離れようとするフランスに対する脅しなのか分からないが、大規模なテロによる混乱が、追い込まれた米にとって都合が悪くない事は間違いない。政治的社会的混乱は追い込まれた者に余裕を与える。追い込まれた者には秩序の破壊が望みである。大規模テロの背後に米がいる事は間違いない。米は離れるヨーロッパを繋ぎ止めようとしている。焦りまくっている米である。

【転載終了】

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